「寝たと思ってそっと離れたのに、また『ママー!』」
「戻るとすぐ眠るけれど、これでは何もできない…」
2歳の子が夜中にママを探すと、心配な気持ちと眠れないつらさが重なりますよね。
まずは、次の3つをできるところから試してみてください。
- 夜中は「ここにいるよ」と静かに伝え、そっと寄り添う。
- 寝る前の絵本や「おやすみ」など、毎晩の流れをそろえる。
- 夜中の交代が難しくても、朝や休日の分担でママが眠る時間をつくる。
夜中にママを探す行動だけで、愛情不足や育て方の問題と考える必要はありません。
眠りの途中で目が覚めたときに、ママがそばにいる安心を確かめていることもあるんです。
こんにちは。保育士歴20年以上、2児の母のにゃにたんです。
この記事では、2歳の子が夜中にママを探す理由と、場面に合わせた接し方をお伝えします。
わが家の連絡帳に残っていた、寝る前の絵本習慣も紹介しますね。
毎晩の対応がつらく、まず気持ちを聞いてほしいときは、にゃにたんの子育て電話相談もご利用いただけます。
2歳が夜中にママを探す…よくある様子とママの困りごと
夜中のママ探しは、泣き方や落ち着き方もさまざまです。
わが子に近い様子があるか、思い浮かべながら読んでみてくださいね。


ママが離れると起きるのに、戻るとすぐ眠る
寝かしつけが終わって、そっと手を離す。
たまった家事をしようと寝室を出たところで、「ママー」と呼ばれる。
戻って手を握ると、またすうっと眠ってしまう。
そんな夜が続くと、「どうしていないってわかるの?」と思いますよね。
ママにくっついたり、寝ぼけながら手を探したりする子もいます。
ただ、戻れば眠るからといって、ママの負担が軽いわけではありません。
少し離れるたびに呼ばれると、ひと息つく時間までなくなってしまいます。
「そばにいてあげたい」と「少しだけ離れたい」。
その両方を感じても、自分を責めなくて大丈夫ですよ。
夜中に何度もママを呼び、パパでは泣き止まない
昼間はパパと楽しそうに遊ぶのに、夜中だけは「ママがいい」。
そんな様子に、戸惑うこともありますよね。
眠いときや不安なときに、いつもの寝かしつけをしてくれる人を求めることがあります。
夜中の反応だけで、パパとの仲が悪いと考えなくてもよいんです。
「結局、私しか対応できないんだ」と思うと、つらくなってしまいますよね。
パパに代われるかどうかだけでなく、ママが休める時間をどこにつくるかも考えていきましょう。
2歳が夜中にママを探すのはなぜ?考えられる3つの理由
理由がひとつとは限らず、その日の体調や過ごし方が重なることもあります。
眠りの途中で目が覚め、寝ついたときと同じ安心を求める
幼い子も、眠っている間に短く目を覚ますことがあります。
そのとき、寝ついたときにあったママの手やぬくもりが見つからず、探すことがあるんです。
たとえば、ママと手をつないで眠った子なら、夜中にも手を探す。
抱っこで眠った子なら、もう一度抱っこを求めることがあります。
こうした「眠るときに慣れていること」が、再び眠るときにも必要になる場合があります。
ただ、これは「添い寝をしたのが悪かった」という話ではありません。
今の寝かしつけがつらくなったら、親子に合う方法を少しずつ探していけば大丈夫です。
ママがそばにいないことに気づいて、不安になることも
2歳ごろは、身近な大人と離れることを不安に感じる時期でもあります。
昼間なら平気な短い離れ方でも、暗い寝室で目が覚めると心細くなることがあります。
「ママはどこ?」と呼び、声を聞いたり顔を見たりして、ほっとしているのかもしれません。
「もう2歳なのに」と急がなくて大丈夫。
離れてもママは戻ってくる、という経験を少しずつ重ねていけるとよいですね。
生活の変化や寝室の環境が、夜中に目覚めるきっかけになる
最近になって、夜中に起きるようになった。
そんなときは、眠りを妨げる変化がなかったか振り返ってみましょう。
- 入園や引っ越しなどで、いつもの生活が変わった
- 昼寝や寝る時間が、普段と大きくずれている
- 寝室が暑い・寒い、音や明かりが気になる
- 鼻づまりなど、体の不快感がある
何かのきっかけで目が覚め、そのあとにママを探している場合もあります。
「昼間に嫌なことがあったのかな」と、ひとつの原因を決めつけなくても大丈夫です。
いつもとの違いを、わかる範囲で見てあげてくださいね。
2歳が夜中にママを探すときの対処法
夜中はママも眠くて、いろいろな方法を試す余裕がないですよね。
まずは短い声かけと、落ち着ける関わりから始めましょう。
起きてママを呼ぶときは、静かに声をかけてそっと寄り添う
子どもがママを探して呼んでいるときは、近くで短く伝えてみてください。
「ここにいるよ」
「大丈夫。一緒にねんねしようね」
声かけは短く、いつもの落ち着いた声で伝えてみてください。
手を添える、そばに座るなど、その子が落ち着きやすい方法で寄り添います。
寝室から出て探している場合は、足元の安全を確かめながら寝床へ戻りましょう。
部屋を急に明るくしたり、スマホの動画を見せたりすると、目がさえてしまうこともあります。
必要な明かりだけにして、静かな雰囲気を保ってみてください。
汗をかいていないか、鼻づまりがないかも、そっと確認してあげるとよいですね。
添い寝を減らしたいときは、手を添える・そばに座る方法も試す
添い寝で親子ともに休めているなら、急いで変えなくてもかまいません。
でも、ずっと動けないことがつらいなら、寝つくときの関わりを少し変えてみる方法もあります。
たとえば、こんな選択肢です。
- 抱っこから寝床へ移り、手を添えてみる
- ぴったりくっつく代わりに、すぐそばで見守る
- 手を握らなくても落ち着ける日は、そばに座ってみる
全部を順番に進める必要はありません。
その子が安心できて、ママの負担も少ないところからで大丈夫です。
強く不安がる日は、慣れた関わりに戻ってもよいんですよ。
「昨日できたのに」と、できた・できないで数えなくてもかまいません。
夜中に急に変えるより、寝る前の落ち着いた時間から試すほうが取り組みやすいでしょう。
パパでは泣き止まないときは、寝る前の時間から一緒に関わる
「今夜からパパに代わってもらおう」と思っても、すぐにはうまくいかないことがあります。
泣いている真っ最中に交代を頑張るより、まずは穏やかな時間を一緒に過ごしてみませんか。
絵本はパパに読んでもらい、最後の「おやすみ」は3人で言う。
ママがそばにいる状態で、パパに背中へ手を添えてもらう。
そんな関わり方もあります。
一緒に絵本を楽しめたら、その日はそれでもいいんです。
泣かずに眠れたかどうかだけで、うまくいったと決めなくてもかまいません。
今日は難しそうなら、無理に続けなくて大丈夫。
夜中の対応以外にも、ママを助けてもらえる場面はありますからね。
2歳が夜中にママを探す日が続くときに見直したいこと
毎晩その場を乗り切るだけでは、ママの疲れもたまってしまいます。
寝る前の過ごし方と、翌日の休み方もセットで考えてみましょう。


絵本や「おやすみ」など、寝る前の流れをそろえる
「パジャマに着替える→絵本を読む→おやすみを言う」
このように流れが決まっていると、子どもも次に何をするのかわかりやすくなります。
立派な習慣をつくらなくても大丈夫です。
お気に入りの絵本を1冊読むだけでも、毎晩の区切りになりますよ。
わが家の連絡帳にも、寝る前の絵本についての記録が残っています。
お気に入りの『きんぎょが にげた』を買って、毎晩、寝る前に見てから眠っていたんです。
「いつもの一冊を見て、おやすみ」。
そんな短い時間も、寝る前の習慣になるんですよ。
絵本が好きなら絵本、歌が好きなら短い歌。
親子が無理なく続けられる、静かな過ごし方を選んでみてくださいね。
昼寝や起床時間、寝室の明るさ・温度を整える
夜中に起きると、「昼寝をやめたほうがいいのかな」と考えることもありますよね。
でも、夜に眠ってほしいからと、急に昼寝をなくす必要はありません。
疲れすぎることで、かえって寝つきが難しくなる場合もあります。
まずは、昼寝がいつもより遅くなっていないか、朝起きる時間が大きくずれていないかを確認しましょう。
保育園に通っている場合は、家庭だけで調整しようとせず、先生に昼寝の様子を聞いてみてください。
寝室では、次のような小さな調整もできます。
- 寝る前は、テレビやスマホを早めに切り上げる
- 暑すぎたり寒すぎたりしないよう、室温や寝具を見直す
- 暗さを怖がるなら、まぶしくない弱い明かりを使う
一度にすべて変えると、何が合っているのかわからなくなってしまいます。
気になるところをひとつ選び、様子を見ていきましょう。
寝室の環境や寝る前の習慣については、すくコム「夜中、子どもたちが違う時間に起きるので、寝不足に…」でも、専門家が紹介しています。
ママが眠れる時間も、家族で分担して確保する
子どもの眠りを整えることと同じくらい、ママの睡眠も大切です。
「ママじゃないと泣くから仕方ない」で終わってしまうと、休めない日が続いてしまいますよね。
夜中の交代が難しいなら、別の時間をお願いする方法もあります。
| 今つらいこと | 家族にお願いする例 |
|---|---|
| 夜中に何度も起きて、朝がつらい | 「朝ごはんと着替えをお願いして、その間は眠りたいな」 |
| 寝かしつけのあとに家事が残っている | 「今日は食器洗いと洗濯をお願いできる?」 |
| 平日の寝不足がたまっている | 「休日の午前中、子どもと過ごしてもらえると助かるな」 |
「もっと手伝って」だけでは伝わりにくいときは、任せたいことと休みたい時間をセットにしてみてください。
家族に頼るのが難しい場合は、自治体の子育て相談で、一時預かりなど利用できる支援を聞いてみる方法もあります。
家事を終わらせてから休もうとすると、いつまでも眠れない日もあります。
寝不足の日は、片づけが残っていても、休む時間を先に取ってよいんですよ。
休み方や頼み方をもう少し考えたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。


2歳の夜中のママ探しについて、よくある質問
まとめ|2歳が夜中にママを探すときは、安心できる関わりとママの休息を大切に
2歳の子が夜中にママを探すのは、目が覚めたときに、いつもの安心を求めていることもあります。
まずは「ここにいるよ」と静かに伝え、その子が落ち着ける方法で寄り添ってみてください。
続くときは、寝る前の流れや寝室の環境をひとつずつ見直しましょう。
添い寝を変えたい場合も、急にやめず、親子に合う関わり方を探していけば大丈夫です。
そして、ママの休息も後回しにしないでくださいね。
「呼ばれたら応えてあげたい。でも、私も眠りたい」
その気持ちは、わがままではありません。
夜中に代われない日も、朝や休日の分担で休める時間をつくっていきましょう。
眠れない夜のつらさを誰かに聞いてほしいときは、にゃにたんにもお話しください。
ココナラの電話相談で、お気持ちを伺いながら、ご家庭でできそうな関わり方を一緒に考えます。
まずは自分の休み方を考えたい方は、子育てに疲れて、ひとりになりたいときの休み方も参考にしてくださいね。


