「子育てに自信がない。もう疲れた…」
「今日も子どもに怒ってしまった。私の育て方が悪いのかな?」
子育てが思うようにいかないと、自分のやり方が間違っているんじゃないかと、不安になることがありますよね。
そんな日が続くと、子育てへの自信もなくなってしまいます。
でもね、子育てに自信がなくなったときは、できなかったことばかりを振り返るのではなく、今日できたことにも目を向けてみてほしいんです。
たとえば、こんなことから始めてみませんか。
- 今日できたことを一つ見つける。 小さなことでも、自分で自分を褒めてあげましょう。
- 明日やってみたいことを一つだけ決める。 子どもへの声かけなど、できそうなことからで大丈夫です。
- 疲れていることを誰かに話す。 一人で全部抱え込まず、家族や周りの人に助けてもらいましょう。
自信って、無理に「持とう!」と思っても、なかなか持てないものですよね。
だからこそ、小さな「できた」を少しずつ増やしていくことが大切だと思うんです。
こんにちは。保育士歴20年以上、2児の母のにゃにたんです。
実は私も、子どもから「ママは私の話を聞いてくれない!」と言われたことがあります。
保育士だからといって、自分の子育てがいつもうまくいくわけではないんですよね。
今回は、私自身の経験も交えながら、子育てに自信をなくして疲れてしまう理由や、自分を責める気持ちを少しずつ軽くする方法をお伝えします。
子育てに自信がない、疲れた…そう感じるのは自分だけ?
子育てに自信がなくても、母親失格というわけではない
子どもが言うことを聞いてくれなかったり、ついイライラしてしまったり。
そんなときに「私って母親に向いていないのかな」と思うことはありませんか。
周りのママを見ると、みんな優しく子どもに接しているように見えることもありますよね。
でも、ほかの家庭のことって、外から見えているのはほんの一部分なんです。
家ではどんなことに悩んでいるのか、どれくらい大変な思いをしているのかまでは分かりません。
それに、子どもの性格や年齢、家庭の環境によっても、子育ての大変さは違います。
子育てに自信が持てないことと、母親として失格であることは別の話です。
もちろん、うまくいかなかったことを振り返るのは大切です。
でも、何もかも自分が悪いと思い込む必要はないんですよ。
子育てがうまくいかない日があっても大丈夫
朝から子どもの機嫌が悪くて、着替えも朝ごはんもなかなか進まない。
ようやく出かけられたと思ったら、今度は別のことでぐずってしまう。
こんな日は、朝からぐったりしちゃいますよね。
「今日は全然うまくいかなかったな…」
そんなふうに思うかもしれません。
でも、一日を振り返ってみると、うまくいかなかったことだけではないはずです。
子どもに朝ごはんを用意できた。
忙しい中でも、子どもの話を少し聞けた。
疲れていたけれど、必要なお世話はできた。
そんな小さなことも、毎日の子育ての大切な一部分です。
子どもが思うように動いてくれなかったからといって、その日一日が全部ダメだったわけではありません。
明日はまた、違う一日です。
今日できなかったことは、明日できる範囲でやってみよう。
そんなふうに考えてみてもいいと思います。
子育てに自信がない・疲れたと感じる3つの理由
理想の母親像と今の自分を比べてしまう
「子どもにはいつも笑顔で接したい」
「毎日きちんとした食事を用意したい」
「子どもの話をゆっくり聞いてあげたい」
そんな理想を持っているママも多いと思います。
でも、実際の子育てでは、思いどおりにいかないことがたくさんありますよね。
SNSで楽しそうな親子の写真を見たり、ほかのママの話を聞いたりすると、つい自分と比べてしまうこともあります。
「みんなはちゃんとできているのに、どうして私は…」
そう考えていると、自分ができなかったことばかり気になってしまうんです。
でも、子育ての形は家庭によって違います。
得意なことも、苦手なことも、人それぞれ。
ほかの家庭と同じようにすることよりも、自分たち親子に合った過ごし方を見つけていけるといいですね。
子どもが思うように動かず、自分の接し方が悪いと感じる
何度言ってもおもちゃを片づけてくれない。
「早くしてね」と声をかけても、なかなか準備が進まない。
そんなことが続くと、子どもへの接し方が間違っているのかなと思ってしまいますよね。
でも、子どもには子どもの気持ちやペースがあります。
遊びに夢中になっていたり、気持ちを切り替えるのが難しかったりすることもあるんです。
親が丁寧に伝えたからといって、必ずそのとおりに動けるとは限りません。
もちろん、年齢や成長に合わせた声かけは大切です。
でも、子どもが思うように動かなかったことを、すべて自分の子育ての失敗だと考えなくてもいいと思います。
「どう伝えたら分かりやすいかな?」
と、少しずつ試してみることも子育ての一つなんですよ。
睡眠不足やワンオペ育児で、心に余裕がなくなっている
子育てに自信がなくなるときは、心や体の疲れが重なっていることもあります。
夜中に何度も起きて、朝から子どものお世話が始まる。
家事や仕事もあって、ゆっくり休む時間がない。
そんな毎日が続いたら、疲れてしまいますよね。
特に、ほとんど一人で家事や育児をしていると、体調が悪い日でも簡単には休めないことがあります。
家事が思うように進まなかったり、子どもの相手をする余裕がなくなったりすると、
「今日もちゃんとできなかった…」
と、自分を責めてしまうかもしれません。
でも、それは母親としての能力だけの問題ではないんです。
疲れているときには、子どもへの接し方を変える前に、自分が休める環境を整えることも必要です。
家事や育児の負担が偏っていないか、家族と一緒に見直してみてくださいね。
子育てに自信をなくしてしまうのはこんなとき
子どもを叱ったあと「また怒ってしまった」と後悔するとき
「何回言ったら分かるの!」
つい大きな声を出してしまったあと、子どもの悲しそうな顔を見て後悔する。
そんなときは、自分が嫌になってしまうこともありますよね。
本当は優しく伝えたかった。
でも、忙しかったり疲れていたりすると、つい強い言い方になってしまうこともあります。
そんなときは、落ち着いてから子どもに伝え直してみてください。
「さっきは大きな声で言ってごめんね」
「ママはこうしてほしかったんだよ」
と、気持ちを言葉にすることも大切です。
うまくできなかったことをなかったことにはできませんが、そのあとで関わり方を変えることはできます。
次は少し落ち着いて伝えられたらいいな。
そんな小さな目標でいいと思うんです。
小学生になっても、子どもへの接し方に悩み続けるとき
子どもが小さいころは、夜泣きやイヤイヤ期などで悩むことがありますよね。
小学生になれば少し楽になるかなと思っていても、今度は宿題や学校生活、友達との関係など、別の悩みが出てくることがあります。
何度注意しても宿題を始めない。
学校であったことを聞いても、なかなか話してくれない。
反対に、忙しいときにたくさん話しかけられることもありますよね。
「もう小学生なのに、どうしてうまく接することができないんだろう」
そんなふうに自信をなくしてしまうこともあると思います。
でも、子どもの成長とともに、親の関わり方も少しずつ変わっていくものです。
小さなころと同じ方法が、いつまでも合うとは限りません。
子どもの様子を見ながら、話を聞くタイミングを変えたり、少し任せることを増やしたり。
親も子どもと一緒に、関わり方を考えていけるといいですね。
保育士ママの私も「ママは話を聞いてくれない」と言われた
ここで、私自身の子育ての経験を少しお話しさせてくださいね。
以前、子どもから、
「ママは私の話を聞いてくれない!」
と言われたことがありました。
私は自分では聞いていたつもりだったんです。
でも、子どものおしゃべりが次から次へと続いて、私も疲れてしまっていたんですよね。
「少しだまってほしい…」
とお願いしたこともありました。
子どもの話を聞くって、一見簡単そうに思えますよね。
でも、家事や仕事など、毎日いろいろなことに追われていると、思うようにできない日もあるんです。
保育士として子どもと関わっていても、自分の子育てでは余裕がなくなることがあります。
そんなとき、私が大切にしてきたのは、自分が疲れていることを言葉にして、人に聞いてもらうことでした。
そして、子どもの話を聞いてあげられたときには、自分で自分を褒めることもしてきました。
誰かに褒めてもらえなくても、自分で「今日はできたな」と認めてあげるんです。
この経験は、以前の記事でもお話ししています。


子育てに自信がない・疲れたときに試したい4つのこと
ここからは、子育てへの自信を少しずつ取り戻すために、今日からできることをご紹介します。
一度に全部やろうとしなくても大丈夫です。
自分に合いそうなことを、一つ選んでみてくださいね。
今日できたことを一つ見つけて、自分を褒める
子育てをしていると、できなかったことはよく覚えているのに、できたことはすぐ忘れちゃうんですよね。
「また怒ってしまった」
「今日は全然遊んであげられなかった」
そんなことばかり考えていると、自信もなくなってしまいます。
だからこそ、一日の終わりに、今日できたことを一つだけ思い出してみませんか。
たとえば、
「子どもの話を少し聞けた」
「朝、子どもに笑顔でおはようと言えた」
「疲れていたから、無理な家事をやめて休めた」
こんなことでもいいんです。
特別なことをする必要はありません。
自分が今日できたことを、ちゃんと自分で認めてあげてほしいなと思います。
私自身も、子どもの話を聞いてあげられたときには、自分を褒めるようにしてきました。
「今日はこれができた。私、頑張ったな」
そんな小さな積み重ねが、少しずつ自信につながっていくこともあると思うんです。
もちろん、疲れすぎて褒める気持ちになれない日もありますよね。
そんな日は、無理に前向きにならなくても大丈夫。
「今日は本当に疲れたな」と、自分の気持ちに気づくだけでもいいんですよ。


失敗したことばかり考えず、明日できる小さなことを決める
子どもに怒ってしまった日。
家事が全然進まなかった日。
そんなときは、夜になってもそのことを考えてしまうことがありますよね。
でも、ずっと反省し続けていると、気持ちも疲れてしまいます。
そんな日は、明日できそうなことを一つだけ決めてみませんか。
たとえば、
「明日は子どもの話を聞く時間を少しつくってみよう」
「朝の準備でイライラしないように、服を前の日に用意しておこう」
「疲れたら、無理せず家族にお願いしてみよう」
というようなことです。
全部を変えようとしなくてもいいんです。
一つ試してみて、うまくいかなかったら、また別の方法を考えてみる。
子育てって、そんな繰り返しでもいいと思うんです。
子どもにうまく伝わらないときは、声かけを少し変えてみる
子どもに何度も同じことを言っているのに、なかなか伝わらない。
そんなときは、言い方を少し変えてみるのも一つの方法です。
たとえば、遊びに夢中になっている子どもに、
「早く片づけて!」
と声をかけても、すぐに気持ちを切り替えられないことがあります。
そんなときは、
「あと5分遊んだら、お片づけしようね」
と、少し前に知らせてみる。
あるいは、
「まずは、このおもちゃを箱に入れてみようか」
と、一つずつ伝えてみる。
子どもの年齢や性格によって、合う方法は違いますが、声かけを少し変えるだけで伝わりやすくなることもあります。
私も子どもが小さいころ、すぐに要求に応えられないときは、
「○○するまで、少し待っててね」
と、丁寧に話すようにしていました。
もちろん、いつもうまくいくわけではありません。
でも、子どもにも分かるように伝えることで、待ってくれることもあったんです。
できなかったことを反省するだけでなく、次に試せる方法を見つけてみる。
それも、自信を少しずつ取り戻すきっかけになると思います。
「疲れた」と人に話して、一人で抱え込まない
子育てに自信がなくなっているときって、誰かに相談することさえためらってしまうことがありますよね。
「こんなことで悩むなんて、恥ずかしいかな」
「もっと大変な人もいるのに、弱音を吐いちゃいけないかな」
そんなふうに考えてしまうかもしれません。
でも、つらさを誰かと比べる必要はないんです。
疲れているなら、「疲れた」と言っていい。
困っているなら、「助けてほしい」と伝えていいんですよ。
たとえば家族に、
「最近、子育てに自信がなくなっていて、ちょっと疲れているんだ」
と話してみる。
必要なら、
「今日は寝かしつけをお願いできる?」
と、具体的に頼んでみてもいいですね。
話を聞いてもらうだけでなく、実際の家事や育児の負担を減らすことも大切です。
一人で休む時間をつくる方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。


子育てに自信が持てず、疲れが続くときは誰に相談すればいい?
子どもとの接し方に迷ったら保育士や子育て相談窓口へ
子どもへの接し方が分からなくなったときは、保育園や幼稚園の先生に相談してみるのもよいと思います。
保育士は、家庭とは違う場面でのお子さんの様子を知っていることもあります。
たとえば、
「家では何度言っても片づけてくれないんです」
「最近、子どもに怒ってばかりで悩んでいます」
そんなふうに、具体的な場面を伝えてもらえると、一緒に考えやすくなります。
園ではどんな声かけをしているのか、家庭でも取り入れられる方法があるのか、聞いてみてもいいですね。
また、お住まいの自治体にあるこども家庭センターなどでも、子育てについて相談できます。
詳しくは、こども家庭庁の「こども家庭センター」をご確認ください。
相談するときに、きれいに話をまとめる必要はありません。
「子育てに自信がなくて、最近疲れています」
そのままの気持ちを伝えても大丈夫です。
そして、身近な人には少し話しにくいという方もいますよね。
私もココナラで、子育て・育児の電話相談をお受けしています。
「こんなことで怒っちゃうんです」「ただ話を聞いてほしいんです」という気持ちでも大丈夫。
誰かに話して少し気持ちを整理したいときには、よかったらのぞいてみてくださいね。
気持ちの落ち込みや眠れない日が続くときは無理をしない
子育てに自信がなくなっているとき、心や体の疲れが強くなっていることもあります。
たとえば、眠れない日が続いたり、食欲がなくなったり、何をしても気持ちが晴れなかったり。
そんな状態が続いているなら、無理をしないでくださいね。
「子育てに自信がない」という気持ちだけで、何かの病気だと決まるわけではありません。
ただ、毎日の生活に支障が出るほどつらいときは、休むことや気分転換だけで何とかしようとせず、医療機関や自治体の保健師などに相談することも考えてみてください。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSなどの相談先も紹介されています。
自信を取り戻すことを急がなくても大丈夫です。
今はまず、自分の心と体を休ませることが必要なときもあると思います。
まとめ|子育てに自信がない、疲れたときは小さな「できた」を大切に
子育てに自信がない、もう疲れた…。
そんなふうに感じるときは、できなかったことばかりが目について、自分を責めてしまうことがありますよね。
でも、子育てには思いどおりにいかないこともたくさんあります。
私も、子どもの話を十分に聞いてあげられず、余裕がなくなった経験があります。
そんなときに大切にしてきたのは、自分のしんどさを人に話すこと、そして子どもの話を聞けたときには、自分で自分を褒めてあげることでした。
今日、できなかったことがあっても大丈夫。
できたことにも、少し目を向けてあげてくださいね。
そして、疲れているときには、一人で抱え込まずに周りの人を頼ってほしいと思います。
自信って、急に持てるようになるものではなくて、小さな「できた」を重ねながら、少しずつ育っていくものだと思うんです。
あなた自身が頑張ってきたことも、どうか忘れないでくださいね。

