「保育園の連絡帳、先生から何も書かれていない…」
「私は毎日、家庭での様子を書いているのに、先生からは返事がない。どうしてだろう?」
連絡帳を開いたとき、先生からのコメントがないと、ちょっと寂しくなりますよね。
「うちの子、ちゃんと見てもらえているのかな?」
「もしかして、先生に嫌われている?」
そんなふうに不安になってしまうこともあると思います。
でもね、保育園の先生が連絡帳を書かないからといって、必ずしも子どものことを見ていないわけではありません。
園によって連絡帳の使い方は違いますし、子どもの年齢やクラスによって記入方法が変わることもあるんです。
気になるときは、まず次の3つを確認してみてください。
- 園の連絡帳のルールを確認する。 毎日書く決まりなのか、必要なときだけ書くのか聞いてみましょう。
- 知りたいことを具体的に伝える。 「最近、園ではどんな遊びをしていますか?」など、短い質問で大丈夫です。
- 大切な連絡は直接確認する。 体調やけがなど、早めに確認したいことは連絡帳だけに頼らず、先生に直接伝えましょう。
連絡帳にたくさん書いてあることよりも、家庭と保育園で、子どもの様子をきちんと共有できていることが大切だと思います。
こんにちは。保育士歴20年以上、2児の母のにゃにたんです。
私自身、保育士として連絡帳に関わってきましたし、子どもたちが小さかったころは保護者として連絡帳を書いていました。
当時の連絡帳を見返すと、園での子どもの様子を聞けてうれしかったことも書いているんですよ。
だから、先生から子どもの様子を教えてもらいたい保護者の気持ちも、よく分かります。
今回は、保育園の先生が連絡帳を書かない理由や、返事がないときの確認方法、先生への伝え方をお話しします。
保育園の連絡帳を先生が書かないのは普通?毎日書く決まりはある?
先生が毎日連絡帳を書くという全国共通の決まりはない
「先生が連絡帳を書かない保育園って、普通なの?」
まず、ここが気になりますよね。
実は、保育園の連絡帳には、全国すべての園で先生が毎日文章を書かなければならないという共通の決まりはありません。
毎日、子どもの様子を詳しく書いている園もあれば、必要な連絡事項だけを書く園もあります。
また、連絡帳ではなく、アプリや送迎時の会話を中心に情報を伝えている園もあります。
ただし、だからといって、保護者との連絡をしなくてもよいということではありません。
こども家庭庁が公開している「保育所保育指針解説」では、子どもの日々の様子を保護者と伝え合い、お互いに理解を深めることが大切だとされています。
そのための方法として、連絡帳だけでなく、送迎時の会話や個人面談なども紹介されています。
つまり、連絡帳に毎日書くかどうかは園の運用によって違っていても、子どもの様子を家庭と共有することは大切なんです。
まずは、お子さんの通っている園で、どのような連絡方法になっているのか確認してみてくださいね。
連絡帳が空欄でも、子どもの様子が共有できているかが大切
連絡帳に先生からのコメントがないと、
「今日は何をして遊んだんだろう?」
「お友だちとは仲良くできたかな?」
と、気になってしまいますよね。
特に小さな子どもは、園であったことをまだ上手に説明できないこともあります。
だからこそ、先生からの一言が楽しみな保護者も多いと思います。
でも、連絡帳が空欄だからといって、必ずしも園での様子が共有されていないとは限りません。
たとえば、お迎えのときに先生が、
「今日はお友だちとブロックで遊んでいましたよ」
と教えてくれる。
アプリでその日の活動が確認できる。
そんな方法でも、子どもの様子を知ることはできますよね。
反対に、連絡帳も空欄で、送迎時にも話す機会がなく、園での様子がほとんど分からないなら、相談してみてもよいと思います。
大切なのは、文章の長さや回数だけではなく、必要な情報が伝わっているかどうかなんです。
保育園の先生が連絡帳を書かない4つの理由
3歳児クラスへの進級などで連絡帳の運用が変わった
「2歳児クラスまでは毎日書いてくれていたのに、3歳児クラスになったら急に書かなくなった!」
そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。
保育園では、子どもの年齢によって連絡帳の使い方が変わる場合があります。
0歳・1歳・2歳ごろは、食事や睡眠、排泄、体調など、生活面で細かく共有したいことが多いですよね。
まだ自分の気持ちや体調を十分に言葉で伝えられないこともあります。
そのため、毎日の様子を詳しく記録している園もあります。
一方、3歳児クラス以上になると、連絡帳への記入を減らしたり、必要な連絡だけにしたりする園もあります。
ただし、これは園によって違います。
「3歳になったら先生は連絡帳を書かなくていい」という決まりがあるわけではありません。
進級をきっかけに記入がなくなった場合は、まずクラスの運用が変わったのか確認してみましょう。
子どものお世話や保育業務で記入する時間が限られている
保育士の仕事って、子どもたちと遊ぶことだけではないんですよね。
食事やお昼寝の準備、おむつ替え、着替えのお手伝い。
子どもたちが安全に過ごせるように見守りながら、いろいろな仕事をしています。
そして、連絡帳を書く時間も必要です。
先生が複数の子どもの連絡帳を担当している場合、一人ひとりの様子を文章にまとめるには時間がかかります。
もちろん、忙しいからといって、必要な連絡をしなくてもよいわけではありません。
ただ、保育の状況によって、記入する時間が十分に取れない日がある可能性は考えられます。
また、単純に記入や確認が漏れてしまった場合もあるかもしれません。
だからといって、何も確認せずに「先生が手を抜いている」と決めつけるのは避けたいですね。
先生側の事情も考えながら、必要なことは遠慮せずに確認してみましょう。
送迎時の会話やアプリなど別の方法で伝えている
連絡帳にあまり書かない園でも、別の方法で子どもの様子を伝えている場合があります。
たとえば、お迎えのときに先生が直接話してくれる園です。
「今日はお友だちとこんな遊びをしていましたよ」
「給食をおかわりしていました」
そんなお話を聞けたら、子どもの一日の様子が少し分かりますよね。
また、アプリに活動記録や写真を掲載する園もあります。
連絡帳への記入を減らしていても、こうした方法で情報共有している場合があるんです。
ただし、送迎時に先生とゆっくり話せない保護者もいますよね。
仕事の時間や送迎の状況によっては、毎日話すことが難しい場合もあると思います。
そんなときは、どの方法で子どもの様子を確認できるのか、先生に聞いてみてもいいですね。
特に変わったことがない日は短い記入や確認印だけにしている
毎日連絡帳を書いてくれていても、
「元気に過ごしました」
「特に変わりありません」
と、一言だけの日もありますよね。
園によっては、特に伝えることがない日は短い記入にしたり、確認印やチェックだけにしたりする場合もあります。
ただし、短い文章だからといって、必ずしも先生が子どものことを見ていないわけではありません。
反対に、文章が長ければ、それだけよい保育をしているとも限らないんです。
私自身は、連絡帳の文字数だけで保育の良し悪しを判断するのは難しいと思っています。
でも、保護者としては、時々でも具体的な様子を知りたいですよね。
そんなときは、「今日は何をしましたか?」と漠然と聞くよりも、知りたいことを一つ伝えてみるのがおすすめです。
保育園の連絡帳を先生が書かないと不安になるのはこんなとき
以前は書いてくれたのに急に何も書かなくなった
去年の先生は、毎日いろいろなことを書いてくれていた。
「今日はお友だちとおままごとをしました」
「給食をたくさん食べていました」
そんな文章を読むのが楽しみだったのに、今年は何も書かれていない。
そうなると、やっぱり気になりますよね。
実は、私も母親として子どもたちの連絡帳を書いていたころ、こんなことを記録していました。
園での子どもの様子が聞けて嬉しかったです。
今、昔の連絡帳を読み返しても、そのときの気持ちが伝わってきます。
保育園でどんなふうに過ごしているのかを知ることは、保護者にとってうれしいことなんですよね。
だから、先生からの記入が急になくなって寂しく感じる気持ちも、よく分かります。
ただ、担任の先生が変わっただけでなく、園全体の連絡方法が変更されている可能性もあります。
「今年度から連絡帳の使い方は変わりましたか?」
まずはそんなふうに確認してみてくださいね。
「元気でした」など一言だけで園での様子が分からない
先生からのコメントはあるけれど、毎日ほとんど同じ内容。
「今日も元気でした」
「楽しく過ごしました」
それだけだと、
「何をして楽しかったのかな?」
「誰と遊んだんだろう?」
と、もう少し知りたくなりますよね。
もちろん、短い文章でも、その日の様子が伝わることはあります。
ただ、気になることがあるときには、もう少し具体的に聞いてみてもいいと思います。
たとえば、
「最近、家ではブロックに夢中なのですが、園でもブロックで遊んでいますか?」
こんな質問なら、先生も伝えやすいかもしれません。
毎日たくさん書いてもらうことよりも、時々でも子どもの様子を共有できるといいですね。
質問を書いても先生から返事がない
ここは、少し注意したいところです。
たとえば、連絡帳に、
「最近、給食はしっかり食べられていますか?」
「お友だちとの関わりで気になることはありませんか?」
と書いたのに、返事がない。
そんなときは、
「先生、読んでくれていないのかな?」
と不安になりますよね。
質問の内容によっては、その場ですぐに答えられなかったり、ほかの先生への確認が必要だったりすることもあります。
また、確認が漏れてしまっている可能性もあります。
だから、返事がないことだけで理由を決めつける必要はありません。
でも、必要なことを聞いているのなら、そのままにしなくてもいいんですよ。
「昨日、連絡帳に書いたことなんですが、少しお聞きしてもいいですか?」
と、送迎時に声をかけてみましょう。
特に、体調やけがなど、早めの確認が必要なことは、連絡帳の返事を待たずに直接連絡してくださいね。
うちの子だけ書いてもらえず、先生に嫌われている気がする
「ほかの子には書いているのに、うちだけ何も書かれていないのかな?」
そんなふうに考えてしまうこともあるかもしれません。
でも、連絡帳の記入が少ないことだけで、先生に嫌われているとは判断できません。
園のルールによるものかもしれませんし、先生ごとの伝え方の違いかもしれません。
また、実際にほかの家庭にはどれくらい書いているのか、分からないことも多いですよね。
そんなときは、ほかの子の連絡帳と比べようとするよりも、自分が困っていることを整理してみましょう。
「園でどんなふうに過ごしているか、もう少し知りたい」
「質問したことに返事をもらいたい」
そうした希望を、そのまま先生に伝えてみてもいいと思います。
先生に嫌われているかどうかを考えるより、安心して子どものことを相談できる関係をつくることを大切にしたいですね。
連絡帳を書かない先生への確認方法と伝え方
連絡帳のことを先生に聞きたいけれど、
「面倒な親だと思われないかな?」
と、ためらってしまうこともありますよね。
ここからは、先生に確認するときの具体的な伝え方をご紹介します。


まずは園の連絡帳の決まりや記入頻度を確認する
最初に、園の連絡帳がどのような決まりになっているのか聞いてみましょう。
たとえば、
「最近、先生からの記入がない日があるのですが、今は必要なことだけ書く形になっているのでしょうか?」
という聞き方です。
これなら、先生を責めることなく、園のルールを確認できますよね。
特に進級してから記入が変わった場合は、クラスごとの運用を聞いてみるといいと思います。
毎日書く決まりがないのであれば、普段はどのような方法で子どもの様子を教えてもらえるのかも確認しておきましょう。
知りたいことを具体的に聞いてみる
先生に質問するときは、知りたいことを一つに絞ってみるのもおすすめです。
たとえば、
「最近、お友だちとはどんな遊びをしていますか?」
「園ではお昼寝できていますか?」
「給食で苦手なおかずが出たときは、どんな様子ですか?」
というような質問です。
具体的に聞いてもらえると、先生も何を伝えればよいか分かりやすくなることがあります。
ただし、先生がその場で詳しく答えられないこともあります。
そんなときは、確認してもらえる時間や方法を相談してみてくださいね。
先生に負担をかけにくい連絡帳・口頭での質問例文
ここからは、実際に使える例文をご紹介します。
そのまま使ってもいいですし、園の状況に合わせて少し変えてみてくださいね。
① 連絡帳の記入がなくなった理由を聞きたい場合
いつもお世話になっています。最近、連絡帳に先生からの記入がない日があるのですが、今年度から記入方法が変わったのでしょうか?園での連絡方法について、教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
② 園での様子をもう少し知りたい場合
最近、家ではお友だちの名前をよく話すようになりました。園ではどんな遊びを楽しんでいるのか、また機会があれば教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
③ 質問への返事がない場合
先日、連絡帳でお聞きした給食の様子について、確認できましたら教えていただけますでしょうか。お忙しいところすみませんが、よろしくお願いします。
どの例文も、相手を責めるのではなく、「確認したいこと」や「知りたいこと」を伝える形にしています。
もちろん、毎回こんなに丁寧な文章を書く必要はありません。
普段の先生との関係に合わせて、自然な言葉で伝えてもらえれば大丈夫です。
送迎時の会話や面談など連絡帳以外の方法も活用する
連絡帳に返事がない場合は、送迎時に聞いてみるのも一つの方法です。
ただ、お迎えの時間は先生も忙しいことがありますよね。
ほかの子どもたちを見守っていたり、保護者への対応が重なっていたりする場合もあります。
そんなときは、
「少しお聞きしたいことがあるのですが、またお時間のあるときに相談できますか?」
と声をかけてみましょう。
内容によっては、担任の先生と話す時間をつくってもらえる場合もあります。
また、ほかの保護者に聞かれたくないことなら、個別に相談できる方法を確認したいですね。
連絡帳だけで全部を伝えようとしなくても大丈夫。
その子のことを安心して話せる方法を、園と一緒に考えていけたらいいなと思います。
先生が連絡帳を書かないときに注意したいこと
保護者からも連絡帳を書き続けた方がいい?
「先生が何も書いてくれないなら、私も書かなくていいのかな?」
そんなふうに思うこともありますよね。
毎日、家庭での様子を書いているママやパパにとっては、返事がないと少し寂しいと思います。
ただ、先生が書いていないからといって、保護者も必要な連絡をやめてしまうのは避けたいところです。
園によっては、家庭での食事や睡眠、体調などを毎日記入する決まりがあります。
また、特別なことがあったときだけ書けばよい場合もあります。
まずは、家庭からの記入についても園のルールを確認してみてください。
そして、子どもの体調や生活で気になることがあれば、必要な情報は伝えておきましょう。
ただし、毎日長い文章を書く必要はありません。
本当に書くことがない日には、短い一文でも十分な場合があります。
連絡帳に何を書けばいいか迷ったときは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。


体調・けが・大切な質問への返答がないときは早めに確認する
連絡帳への記入が少ないことと、大切な情報が伝わっていないことは別の問題です。
特に、子どもの健康や安全に関わる内容には注意したいですね。
たとえば、
- 子どもの体調がいつもと違う
- けがをした経緯やその後の様子を確認したい
- アレルギーや食事について大切な連絡がある
- 薬の取り扱いについて園に確認が必要
こうした場合は、連絡帳への返事を待つだけでなく、園で決められた方法で直接連絡しましょう。
もちろん、園でのけがや体調の変化について、先生から必要な説明を受けることも大切です。
「連絡帳に何も書いていないから問題ないんだろう」と自己判断せず、気になることがあれば確認してくださいね。
相談しても必要な情報が伝わらない場合は主任や園長先生へ
連絡帳のことを一度聞いただけで、すぐに大きな問題だと考える必要はないと思います。
でも、
「大切な質問を何度しても返事がない」
「連絡した内容が確認されていない」
「先生に相談しても、必要な情報が共有できない」
そんな状態が続く場合は、少し対応を考えたいですね。
まずは、いつ、どのような連絡をしたのか整理してみましょう。
そのうえで、担任の先生に確認しても解決しない場合は、主任の先生や園長先生に相談する方法もあります。
そのときも、
「先生が連絡帳を書いてくれません」
ということだけでなく、
「子どもの園での様子が分からず、少し心配しています」
「必要な連絡が伝わっているか確認したいです」
というように、困っている内容を具体的に伝えるとよいと思います。
そして、子どもの健康や安全に関わることであれば、遠慮せず早めに相談してくださいね。
保護者と先生が、安心して話せる関係をつくっていくことが大切だと思います。
先生にどう伝えればいいか迷ったり、気持ちを少し整理したかったりするときには、私もココナラで子育て・育児の電話相談をお受けしています。
「こんなことを先生に聞いてもいいのかな?」というお話でも大丈夫です。
ただし、実際の園のルールや子どもの状況については、勤務している先生や園への確認を優先してくださいね。
まとめ|保育園の連絡帳を先生が書かないときは理由と園の方針を確認しよう
保育園の先生が連絡帳を書かないと、子どもの様子が分からなくて心配になりますよね。
特に、以前は毎日書いてくれていたのに、急に何も書かれなくなると、寂しく感じることもあると思います。
でも、先生が連絡帳を書かない理由は、園の運用やクラスによってさまざまです。
3歳児クラスへの進級をきっかけに、記入方法が変わっている場合もあります。
まずは園の連絡帳のルールを確認してみましょう。
そして、子どもの様子を知りたいときには、具体的に聞いてみてくださいね。
体調やけがなど、大切な連絡については、連絡帳だけに頼らず直接確認することも大切です。
私自身、母親として園での子どもの様子を聞けることがうれしかった経験があります。
だからこそ、保護者が先生からの一言を楽しみにしている気持ちも、大切にしたいと思っています。
保育園の連絡帳を先生が書かないときは、まず理由や園の方針を確認し、必要なことを無理なく伝え合える方法を見つけていきましょう。
連絡帳の文字数だけでなく、お子さんのことを一緒に見守れる関係を大切にしていきたいですね。
今日も子育てにお仕事に、本当におつかれさまです。

