「熱が下がって、明日から保育園に行けそう!」
そう思って連絡帳を開いたものの、
「病み上がりって、何を書けばいいの?」
「まだ少し咳が残っているけど、どう伝えよう?」
と、手が止まってしまうことはありませんか?
お休みしていた間のことを、どこまで詳しく書けばいいのか迷いますよね。
病み上がりの連絡帳は、熱が下がった時期・今残っている症状・食欲や元気の様子・先生にお願いしたいことを、短く伝えれば大丈夫です。
たとえば、登園できる状態まで回復している場合なら、こんな書き方で十分ですよ。
数日前から平熱に戻り、今朝は36.6℃です。少し鼻水が残っていますが、食欲も機嫌も普段どおりです。病み上がりなので、気になる様子があればご連絡いただけると助かります。今日からよろしくお願いします。
大切なのは、上手な文章を書くことよりも、先生が今のお子さんの体調を分かるようにすることです。
ただし、熱が下がっただけで登園できるとは限りません。
園の登園基準や、必要に応じて医師の指示を確認したうえで、連絡帳を書いてくださいね。
こんにちは!保育士歴20年以上、2児の母でもある「にゃにたん」です。
私自身も、母親として子どもが病気で休んだあとに連絡帳を書いてきました。
今回は、実際に私が書いた連絡帳の記録も紹介しながら、病み上がりの書き方や、そのまま参考にできる状況別の例文をお伝えしますね。
保育園の連絡帳、病み上がりの書き方は?まずは今の体調を伝えよう
病み上がりの連絡帳で、保育士が知りたいのは、「今、どのくらい元気になっているのか」ということです。
たとえば、数日間熱が出ていたお子さんでも、すっかり元気になっている子もいれば、まだ少し疲れやすい子もいます。
熱は下がっていても、咳や鼻水が残っていることもありますよね。
そんなとき、家庭での様子を教えてもらえると、園でもお子さんの変化に気づきやすくなります。
病気で休んでいた間の出来事を、最初から最後まで細かく書く必要はありません。
「いつ熱が下がったのか」
「今朝はどんな様子だったのか」
「まだ気になることはあるのか」
このあたりを中心に伝えてもらえれば十分です。
そして、病み上がりだからといって、無理に明るい文章にしなくても大丈夫。
「元気になりました!」と書きたいところですが、まだ気になることがあるなら、そのまま書いてくださいね。
病み上がりの保育園連絡帳に書いておきたい5つのこと


病み上がりの登園で、先生に伝えておきたいことを5つにまとめました。
全部を長々と書く必要はありません。
お子さんの様子に合わせて、必要なことを選んでくださいね。
いつ熱が下がったか・今朝の体温
発熱してお休みしていた場合は、いつ頃から熱が下がったのかを伝えましょう。
たとえば、
「一昨日から平熱に戻っています」
「今朝の体温は36.5℃でした」
といった書き方です。
今朝の体温だけでなく、熱が下がってからどのくらい経っているかも大切な情報になります。
もちろん、園によっては連絡帳に体温を書く欄が用意されています。
その場合は、同じ数字を何度も書かなくても大丈夫。
自由記入欄には、熱が出ていた期間や解熱後の様子を補足すると分かりやすいですよ。
咳や鼻水など残っている症状
熱は下がったけれど、少し咳や鼻水が残っている。
そんなこともありますよね。
その場合は、現在も症状があることを伝えてください。
「朝だけ少し咳が出ています」
「鼻水が残っていますが、昨夜はよく眠れました」
など、どんなときに症状が出ているかも分かると助かります。
ただし、夜中に何度も咳で目が覚めたり、少し動くだけで咳が出たりする場合は、登園を控えて医療機関に相談してください。
呼吸が苦しそうな場合は、登園させず速やかに受診しましょう。呼吸が著しく苦しく、ぐったりしている場合などは、緊急の対応が必要です。
食欲・水分・睡眠の様子
病み上がりは、食欲が戻っているかどうかも気になるところです。
熱が下がって元気そうに見えても、まだ食事があまり進まないこともあります。
たとえば、
「昨日の夕食は普段の半分くらいでした」
「今朝はいつもどおり朝食を食べました」
「夜中に何度か起きましたが、朝は機嫌よく起きました」
こんな情報があると、先生も家庭での様子をイメージしやすくなります。
特に、胃腸の調子を崩していた場合は、食事や水分がどのくらい取れているかを伝えておきたいですね。
食事や水分が十分に取れず、ぐったりしているようなときは、登園を急がず体調を優先してください。
元気や機嫌など普段との違い
病み上がりには、いつもより甘えん坊になったり、ちょっとしたことで泣いたりする子もいます。
そんな様子も、連絡帳に書いて大丈夫ですよ。
「最近、いつもより抱っこを求めることが増えています」
「体調を崩してから、少し甘えん坊になっています」
こうした家庭での様子も、先生にとっては参考になるんです。
実は、私自身の子育てでも、病み上がりに子どもの甘えが増えたことがありました。
そのときの連絡帳も残っているので、あとでご紹介しますね。
受診結果や園で気にかけてほしいこと
病院を受診している場合は、必要に応じて先生にも伝えておきましょう。
たとえば、
「昨日、小児科を受診しました」
「医師から登園について説明を受けています」
などです。
ただし、医師から実際に言われていないことを、無理に書く必要はありません。
また、先生に気にかけてほしいことがあれば、それも伝えて大丈夫です。
「病み上がりなので、いつもと違う様子があれば教えてください」
こんな一言があるだけでも、保護者の気持ちは伝わります。
病気の種類や園の決まりによっては、登園届などが必要になる場合もありますので、そちらの確認も忘れないようにしてくださいね。
病み上がりの保育園連絡帳の書き方|状況別の例文
ここからは、病み上がりの連絡帳にそのまま参考にできる例文をご紹介します。
例文の体温や症状、経過はあくまで記入例です。実際のお子さんの様子に合わせて書き換えてくださいね。
また、いずれも園の登園条件を満たしていることが前提です。
熱が下がって登園を再開するときの例文
発熱で数日お休みしたあと、登園を再開する場合の例文です。
【例文】
先週は発熱のためお休みをいただきました。一昨日から平熱に戻り、今朝は36.5℃です。食欲も戻り、昨夜はよく眠れました。今日からまたよろしくお願いします。気になる様子があれば教えていただけると助かります。
実は、私自身も、子どもが長くお休みしたあとにこんな連絡帳を書いていました。
【にゃにたんが実際に書いた連絡帳より】
長い間お休みしました。体調はセキが少し残っていますが、熱は下がりました。
当時の連絡帳には、熱が続いていた期間や家庭での様子なども書いていました。
読み返してみると、「早く元気になってほしいな」という気持ちを思い出します。
こんなふうに、熱が下がったことと、まだ残っている症状をそのまま伝えるだけでも、先生にとって大切な情報になりますよ。
咳や鼻水が少し残っているときの例文
熱は下がっていても、咳や鼻水が少し残っている場合の例文です。
【例文】
数日前から平熱に戻っています。鼻水が少し残り、朝に咳が出ることがありますが、夜はよく眠れていて、食欲も普段どおりです。園でもいつもと違う様子があれば教えてください。よろしくお願いします。
咳や鼻水が残っていると、
「こんな状態で登園していいのかな?」
と心配になりますよね。
大切なのは、症状の有無だけではなく、その程度やお子さんの全身の様子です。
園のルールや医師の指示を確認したうえで、登園する場合は今の状態を正しく伝えましょう。
胃腸炎などから回復して登園するときの例文
嘔吐や下痢でお休みしたあとも、連絡帳には回復の様子を書いておきたいですね。
こちらは、症状が落ち着き、登園できる状態と確認された場合の例文です。
【例文】
胃腸の調子を崩してお休みしていましたが、嘔吐と下痢は治まり、昨日は普段どおり食事と水分を取れました。今朝も元気にしています。園での様子に変化があれば、ご連絡いただけると助かります。よろしくお願いします。
胃腸炎などの場合は、熱が下がっただけではなく、嘔吐や下痢の状態、食事や水分が取れているかどうかも重要です。
また、感染症によっては、症状が落ち着いてからの登園に一定の条件がある場合もあります。
「もう吐いていないから大丈夫」と自己判断せず、園のルールや必要に応じて医師の指示を確認してくださいね。
病み上がりで疲れやすい・甘えが増えたときの例文
病み上がりは、体調だけでなく、子どもの気持ちにも変化が出ることがあります。
そんなときも、家庭での様子をそのまま伝えて大丈夫です。
【例文】
体調は落ち着いてきましたが、病気で休んでいた頃から少し甘えん坊になっています。家ではいつもより抱っこを求めることが多く、ちょっとしたことで泣くこともあります。久しぶりの登園なので、気になる様子があれば教えていただけるとうれしいです。
私自身の連絡帳にも、こんな記録が残っています。
【にゃにたんが実際に書いた連絡帳より】
最近、病みあがりということもあってか、よく泣きます…。
このあとには、少しママの姿が見えなくなるだけで泣いてしまったり、着替えなども手伝ってほしがったりする様子を書いていました。
正直、母親として私も少し疲れてしまっていたんです。
保育士であっても、わが子のことになると悩むことはあります。
病気のあと、いつもより甘えたり、不安そうにしたりすることもありますよね。
そんな様子を先生と共有できれば、園でも子どもの気持ちを考えるきっかけになります。
もちろん、疲れやすさが強く、普段の園生活を送るのが難しそうなら、無理に登園させずに相談してくださいね。
忙しい朝に使える短い一言の例文
「朝はバタバタで、こんなに長く書いていられない!」
そんな日もありますよね。
病み上がりでも、必要なことが伝われば短い文章で大丈夫です。
【短い例文】
一昨日から平熱で、今朝は36.6℃です。食欲・機嫌ともに普段どおりです。鼻水が少し残っていますので、気になる様子があればご連絡ください。
これだけでも、今の状態を伝えられます。
大切なのは、文章の長さではありません。
先生に知っておいてほしいことを、できるだけ分かりやすく書くことなんです。
病み上がり以外の日も、「連絡帳に書くことがないな…」と悩むことがありますよね。
そんなときは、こちらの記事も参考にしてみてください。


病み上がりの連絡帳は書くだけでOK?登園再開時の注意点
ここまで連絡帳の例文をご紹介しましたが、もうひとつ大切なお話があります。
それは、病み上がりの登園では、連絡帳を書くことと、登園できるかどうかの判断は別ということです。
病気ごとの登園の目安や園のルールを確認する
熱が下がって元気そうに見えても、病気の種類や症状によっては、まだ登園を控える必要がある場合があります。
こども家庭庁が公開している「保育所における感染症対策ガイドライン」(公式掲載ページ)では、24時間以内に38℃以上の発熱があった場合や、解熱剤を使用している場合などは、登園を控えることが望ましいとされています。
また、インフルエンザなどの感染症では、それぞれ登園の目安が設けられています。
園によっては、医師の意見書や保護者が記入する登園届が必要な場合もあります。
「熱が下がったから、もう登園して大丈夫」と決めつけないことが大切です。
お子さんが普段の園生活を送れるほど回復しているか、園の決まりを満たしているかを確認してくださいね。
気になる症状は連絡帳だけでなく先生に直接伝える
病み上がりの登園では、連絡帳に書くだけでなく、必要に応じて先生に直接伝えることも大切です。
たとえば、
「熱は下がりましたが、まだ少し咳があります」
「病み上がりなので、いつもと違う様子があれば教えてください」
といった一言です。
朝は先生も忙しい時間帯ですが、体調に関する大切な情報は、園が指定している連絡方法で確実に伝えておきましょう。
もし園で体調が悪くなった場合、誰に連絡すればいいのかも確認しておくと安心です。
薬の服用や特別な配慮が必要な場合は事前に相談する
病み上がりで薬を飲んでいる場合は、必要に応じて服用状況も伝えましょう。
「今朝、処方された薬を飲みました」
など、事実を簡潔に伝えれば大丈夫です。
ただし、保育園で薬を飲ませてもらいたい場合は、連絡帳にお願いを書くだけで済ませないでください。
園によって、服薬の対応や必要な書類に決まりがあります。
また、医師から活動の制限などを指示されている場合も、登園前に園へ相談しておきましょう。
無理なく園生活を再開できるか、先生と一緒に確認できると安心ですね。
病み上がりの連絡帳でよくある質問
最後に、病み上がりの登園で、ママやパパが迷いやすいことについてお答えします。
まとめ|保育園の連絡帳は病み上がりの体調が伝わる書き方を
病み上がりの連絡帳は、難しく考えなくても大丈夫です。
大切なのは、今のお子さんがどんな状態なのかを、先生に分かりやすく伝えることです。
今回のポイントをおさらいしましょう。
- 熱が下がった時期と今朝の体温を書く
- 咳や鼻水など、残っている症状を伝える
- 食欲や睡眠、機嫌など普段との違いを伝える
- 必要に応じて受診結果や先生へのお願いを書く
- 登園してよいかは、園のルールや医師の指示を確認する
長い文章を書く必要はありません。
「熱は下がりました」
「食欲は戻っています」
「少し咳が残っています」
そんな短い言葉でも、お子さんの様子は伝わります。
私自身、母親として書いてきた連絡帳を読み返すと、病気のときに心配したことや、元気になってほっとした気持ちを思い出します。
そして、保育士の立場からも、家庭での様子を教えてもらえることは、とてもありがたいんです。
病み上がりだからこそ、無理をせず、先生と一緒にお子さんの様子を見守っていけたらいいですね。
ちなみに、普段の連絡帳で「家庭での様子をどう書こう」と迷う方に向けて、私の子育て経験をもとにした連絡帳の例文100選(有料)も用意しています。
毎日の連絡帳に迷ったとき、必要な方は参考にしてみてくださいね。
今日も子育て、本当におつかれさまです。
にゃにたんでした。

