保育園の連絡帳、毎日書いていると、
今日は本当に書くことがない…
昨日もいつも通りだったし、何を書けばいいの?
「特にありません」って書いたら、先生にどう思われるかな?
と悩んでしまうこと、ありませんか?
毎日のことなので、書く内容が思いつかない日があるのは当たり前です。
保育士としてお伝えしたいのは、本当に書くことがない日は「特にありません」でも大丈夫ということ。
連絡帳のために毎日特別な出来事を探したり、時間をかけて長い文章を書いたりする必要はありません。
ただ、保育園にとって連絡帳は、その日の子どもの様子を知るための大切な手がかりでもあります。
食事、睡眠、機嫌、体調など、本当にちょっとしたことで十分です。
この記事では、保育園の連絡帳に書くことがないときにどうすればいいのか、保育士の立場からお話しします。
そのまま参考にできる例文もたくさん紹介しますので、「今日、何書こう……」と困ったときに使ってくださいね。
保育園の連絡帳に書くことない日は「特にありません」でも大丈夫


まず、一番お伝えしたいことから。
本当に書くことが思いつかない日は、「特にありません」でも大丈夫です。
毎日、子育てや家事、仕事に追われながら連絡帳を書くのは大変ですよね。
連絡帳を書くこと自体がママやパパの負担になってしまうくらいなら、無理に話題をひねり出す必要はありません。
忙しい日や本当に何もない日は一言だけでもOK
たとえば、
「昨日も特に変わりなく、元気に過ごしていました。」
これだけでも十分です。
ほかにも、
「晩ごはんもしっかり食べ、いつも通り眠れました。」
「今朝も機嫌よく起きました。」
など、本当に短い文章でかまいません。
連絡帳というと、毎日何か楽しいエピソードを書かなければいけないように感じるかもしれません。
でも、そんな決まりはありません。
食べたものを一文だけ書く方もいれば、毎日の出来事を物語のように長く書いてくださる方もいます。
書きたい方はたくさん書いて大丈夫。でも、無理をして長文を書く必要もありません。
自分に合った書き方でいいんですよ。
保育園の連絡帳で家庭での様子を書かない日があっても大丈夫?
もちろん、書けない日があっても大丈夫です。
朝はとにかく忙しいですよね。
子どもの支度をして、自分の準備をして、朝ごはんを食べさせて……。
気がつけば登園時間ギリギリ、なんて日もあると思います。
そんな日に、連絡帳まで完璧に書こうとしなくても大丈夫です。
正直に、
「今日はバタバタしていて、特に書けませんでした。」
くらいでもいいと思います。
それだけでも、「今日はおうちが忙しかったんだな」と私たち保育士側に伝わることがあります。
保育園の連絡帳を書かない親を先生はどう思う?「特になし」が続くと気になることも
一方で、保育士として正直にお話しすると、「特にありません」が何日も続くと、少し気になることはあります。
おうちではどんな様子なのかな?
最近、何か変わったことはないのかな?
と感じることがあるからです。
だからといって、「連絡帳を書かないなんてダメな親」と思うわけではありません。
ただ、私たち保育士は家庭での様子を知ることで、その日の子どもの状態をより理解しやすくなります。
特別な出来事はなくても、
「よく眠れました」
「ごはんをたくさん食べました」
「今朝はちょっと眠そうです」
そんな一言があるだけでも、とても参考になるんですよ。
保育園の連絡帳はなぜ必要?家庭での様子がその日の保育の判断材料になる


連絡帳は、保育園と家庭の単なる「交換日記」ではありません。
その日の子どもを安全に保育するための、大切な情報交換のツールでもあります。
特に0歳児など、まだ自分の体調や気持ちを言葉でうまく伝えられない子どもほど、家庭からの情報が大きな手がかりになることがあります。
食事・便・睡眠・体調の変化を読み解く手がかりになる
たとえば保育中、いつもと少し違う便が出たとします。
そんなときに連絡帳を見て、
「昨日は普段と違うものを食べていたんだ」
と分かれば、便の変化を考える材料のひとつになります。
ほかにも、
「昨日はあまり眠れていません」
と書いてあれば、
「今日は眠そうなのも、その影響かもしれないね」
と考えることができます。
家庭でいつもと違うことがあると子どもの機嫌や情緒を理解しやすい
以前、連絡帳に、
「昨日はママが出張でいなかったので、パパがごはんやお風呂、寝かしつけをして一緒に過ごしました」
と書いてくださったお母さんがいました。
その日の子どもは、普段より少し情緒が不安定でした。
でも連絡帳を読んでいたので、
「昨日はいつも一緒にいるママがいなくて、ちょっと寂しかったのかな」
と考えることができました。
もし何も知らなければ、
「今日はいつもと様子が違うけど、体調が悪いのかな?」
と考えていたかもしれません。
家庭で起きたちょっとした出来事が、園での子どもの姿につながっていることは意外と多いんです。
0歳児など自分でうまく話せない子ほど小さな情報が役立つ
大きくなれば、
「昨日あまり寝てない」
「おなか痛い」
「ママがいなくて寂しかった」
など、自分で伝えられることも増えてきます。
でも0歳児や1歳児など、小さな子どもはまだ自分の状態をうまく説明できません。
だからこそ、
「夜泣きが多かった」
「離乳食をあまり食べなかった」
「朝から少し鼻水が出ている」
といった情報があると、私たち保育士もその日の様子を注意深く見ることができます。
何気ない一言が、子どもを理解するためのヒントになるんですよ。
保育園の連絡帳に書くことないときは「家庭での様子」を1つ選べばOK


「連絡帳が大切なのは分かった。でも、やっぱり書くことがない…」
そんなときは、難しく考えなくて大丈夫です。
前日の帰宅後から今朝までを思い出して、何かひとつだけ選んで書いてみてください。
保育園の連絡帳で家庭での様子はいつ書く?前日から登園前まででOK
基本的には、前日の帰宅後から当日の朝までの様子を書けば十分です。
たとえば、
- 晩ごはんをよく食べた
- あまり食べなかった
- お風呂で楽しそうだった
- お気に入りのおもちゃで遊んだ
- 夜中に何度か起きた
- 朝から機嫌がいい
- 少し鼻水が出ている
このくらいでOKです。
「連絡帳に書けるような特別な出来事はなかった」と思っていても、振り返ってみると意外と何かありますよ。
食事・睡眠・体調・機嫌・遊び・成長から1つ選ぶ
何を書けばいいのか迷ったら、次の中からひとつ選んでみてください。
- 食事
- 睡眠
- 排泄
- 体調
- 朝の機嫌
- 家で遊んだこと
- 最近できるようになったこと
- 最近よく話す言葉
- 子どもが話していたこと
- いつもと違った出来事
全部書く必要はありません。
「昨日はよく食べました」
だけでもいいですし、
「最近、自分で靴を履きたがります」
でもいいんです。
「何を書けば正解?」ではなく、「昨日の様子をひとつ伝えてみよう」くらいで大丈夫ですよ。
子どものことだけでなくママ・パパの悩みや愚痴を書いてもOK
連絡帳には、必ず子どものことだけを書かなければいけないわけではありません。
子育てで困っていることがあれば、
「最近、なかなか寝てくれなくて困っています」
「イヤイヤがひどくて、昨日は私も疲れてしまいました」
そんなことを書いてくださっても大丈夫です。
ママやパパの生活や気持ちは、子どもの様子とまったく関係がないわけではありません。
「最近ママもしんどそうだな」
ということが分かれば、私たち保育士側でも家庭の状況を少し想像しながら子どもを見ることができます。
ちょっとした愚痴を書いてもらっても大丈夫。
連絡帳を、保育士と一緒に子どもを見守るための場所として使ってもらえたらと思います。
保育園の連絡帳「家庭での様子」の例文|書くことない日に使える短文


ここからは、そのまま参考にできる例文をご紹介します。
文章はきれいにまとめなくても大丈夫です。
自分の家庭の様子に合わせて、少しだけ変えて使ってみてくださいね。
特に変わったことがない日の例文
昨日も特に変わりなく、元気に過ごしていました。今朝も機嫌よく起きられました。
特に変わった様子はなく、帰宅後も元気に過ごしました。晩ごはん・お風呂のあと、いつも通り就寝しています。
昨日も元気に過ごしていました。ごはんもしっかり食べ、今朝も普段通りです。
これくらいの短さで十分です。
食事・排泄について書く例文
昨日は晩ごはんをしっかり食べました。今朝も食欲があります。
昨晩は少し食欲がなく、いつもより少なめでした。そのあとは元気に遊んでおり、今朝は普段通りです。
ごはんも残さず食べ、うんち・おしっこもいつも通り出ています。
睡眠・体調について書く例文
昨夜は少し寝つきが悪く、夜中に一度起きました。今朝は少し眠そうです。
朝から少し鼻水が出ていますが、食欲もあり元気です。熱はありません。
昨夜はよく眠れました。今朝も機嫌よく起きています。
遊び・成長・できるようになったことを書く例文
お家に帰ってから、お気に入りのおもちゃで楽しそうに遊んでいました。最近は「自分でやりたい!」という気持ちが強くなってきたようです。
昨日は公園へ行きました。すべり台を何度も「もう一回!」とうれしそうに楽しんでいました。
最近、言葉が少しずつ増えてきて、家でも保育園で覚えた歌を歌っています。
昨日はお風呂上がりに、自分でパジャマを着ようと頑張っていました。少し手伝いましたが、できてうれしそうでした。
帰ってから「今日○○先生と○○したよ」と、園での出来事を楽しそうに話してくれました。
保育園の連絡帳「家庭での様子」年齢別例文【0歳・1歳・2歳】


子どもの年齢によっても、書きやすい内容は少し違います。
ここでは0歳、1歳、2歳に分けて例文をご紹介します。
保育園の連絡帳「家庭での様子」0歳児の例文
0歳児の場合は、食事・ミルク・睡眠・排泄・体調・機嫌などが特に参考になります。
昨日は帰宅後、ミルクをよく飲み、機嫌よく過ごせました。夜もよく眠れていました。
離乳食をよく食べました。最近は手づかみで頑張って食べようとすることが増えてきました。
おもちゃを手に持ったり、寝返りしたりして楽しそうに遊んでいました。
昨夜は何度か夜泣きして起きましたが、今朝は機嫌よく過ごしています。
少し鼻水が出ています。食欲はあり、元気です。
最近、名前を呼ぶとニコッと笑ってくれることが増えました。
0歳児は自分で体調を説明できないので、ほんの小さな変化でも書いてあると保育士として助かることがあります。
保育園の連絡帳「家庭での様子」1歳児の例文
1歳頃になると、食事や遊びだけでなく、「自分でやりたい」という姿や言葉の成長も増えてきます。
帰宅後も元気いっぱいで、お気に入りのおもちゃで遊んでいました。
晩ごはんをよく食べました。「もっと!」とおかわりを欲しがっていました。
最近は自分でスプーンを持って食べたがるようになりました。
家の中をたくさん歩き回って楽しそうでした。
「わんわん」「なな(バナナ)」など、言葉が少しずつ増えてきました。
何気ない成長の様子を書いてもらえるのも、保育士としてはうれしいものです。
保育園の連絡帳「家庭での様子」2歳児の例文
2歳頃になると、園での出来事を話したり、「自分で!」という気持ちがさらに強くなったりします。
「公園行った」「○○ちゃんいた」など、園での出来事を話してくれました。楽しかったようです。
自分で靴を脱いだり、服を着ようとしたりと、「自分でやる!」が増えてきました。
パパとのお風呂では、歌を歌いながら楽しそうに遊んでいました。
少し機嫌が悪くイヤイヤすることがありましたが、そのあとは気持ちを切り替えて元気に遊んでいました。
最近、園で覚えた歌を家でもよく歌ってくれます。
この頃は、子どもの言葉をそのまま書くのもおすすめです。
読んでいる私たちも、「そんなことを話してくれているんだ!」とうれしくなることがありますよ。
保育園の連絡帳で迷いやすいことQ&A


最後に、連絡帳についてよく迷いやすいことをまとめます。
保育園の連絡帳「家庭での様子」は初日に何を書く?
初日だからといって、特別な文章を書く必要はありません。
たとえば、
今日からよろしくお願いします。昨夜はいつも通りよく眠れました。今朝も元気です。
くらいでも十分です。
もし初めての保育園で心配なことがあれば、
初めての集団生活なので少し心配しています。人見知りがあります。
など、気になることを書いておくのもいいですね。
保育士も、家庭から情報をもらえると子どもへの接し方を考えるヒントになります。
保育園の連絡帳に土日も書くべき?
土日の出来事を書いてももちろん大丈夫です。
むしろ、
「週末に遠出した」
「祖父母の家に泊まった」
「夜更かしした」
「いつもよりたくさん昼寝した」
などは、月曜日の子どもの様子につながっていることもあります。
楽しかった出来事でもいいですし、生活リズムが少し変わったことを書いてもOK。
もちろん、何もなければ無理に書く必要はありません。
保育園の連絡帳に書いていなくていいことは?
基本的には、「これは絶対に書いてはいけない!」というように難しく考えなくても大丈夫です。
連絡帳の様式も園によって違いますし、書き方にも正解はありません。
ただし、文章を整えることに時間をかけすぎて、連絡帳を書くこと自体が苦痛になってしまう必要はありません。
子どもの様子や家庭で気になったことが、保育士に伝われば十分です。
保育園の連絡帳で保育士が嫌なことは?書き方に正解はある?
少なくとも私は、
「短い文章だからダメ」
「こんな書き方ではダメ」
とは思いません。
一文だけの方もいれば、たくさん書いてくださる方もいます。
どちらでも大丈夫です。
連絡帳は作文の宿題ではありません。
ママやパパと保育士が、子どものことを一緒に見ていくためのものだと思っています。
書き方を気にしすぎてしんどくなるくらいなら、その日の様子を思うままに短く書いてもらえれば十分です。
そして、本当に疲れている日は、
「特にありません」
でも大丈夫。
それも、その日の家庭の様子を知るひとつの情報になることがあります。
まとめ|保育園の連絡帳に書くことない日は短い一言でも大丈夫


保育園の連絡帳に書くことがない日は、無理に特別な出来事を探す必要はありません。
「特にありません」でも大丈夫ですし、
「元気でした」
「よく食べました」
「少し眠そうです」
そんな短い一言でも十分です。
連絡帳で大切なのは、上手な文章を書くことではありません。
家庭でどんなふうに過ごしていたのかを少し知るだけでも、私たち保育士はその日の子どもの様子を理解しやすくなります。
食事、睡眠、体調、機嫌、遊び、ちょっとした成長。
どれかひとつで大丈夫です。
そして、子育てで困っていることや、ママ・パパ自身がしんどいときには、そんな気持ちを書いてもらってもかまいません。
毎日の連絡帳だからこそ、頑張りすぎないことも大切です。
「何を書けばいいんだろう」と悩むより、昨日のわが子の様子をひとつだけ。
それくらいの気持ちで、気楽に書いてくださいね。
